パスキーは便利ですが、時には問題が発生することもあります。この記事では、パスキー利用時によくあるトラブルとその解決策を紹介します。
パスキーが同期されない
デバイス間でパスキーが同期されない場合、以下の原因が考えられます。iCloudキーチェーンやGoogleパスワードマネージャーの同期設定がオフになっている。各デバイスで同じアカウントにサインインしていない。デバイスのOSやブラウザのバージョンが古い。
解決策としては、まず設定画面でクラウド同期が有効になっていることを確認してください。iPhoneの場合は「設定」→「Apple ID」→「iCloud」→「パスワードとキーチェーン」がオンになっているか確認します。Androidの場合は「設定」→「Google」→「パスワードマネージャー」→「設定」で同期が有効かを確認します。
パスキーが使えないサービスがある
パスキーを設定したのにログインできない場合、サービス側の実装に問題がある可能性があります。パスキーの対応状況はサービスごとに異なり、一部のサービスでは特定のブラウザでしか使えない場合もあります。
まずは別のブラウザやデバイスで試してみてください。Safariで使えなければChromeで試す、iPhoneで使えなければMacで試すなど、組み合わせを変えてみましょう。それでも解決しない場合は、サービス側のサポートに問い合わせることをおすすめします。
デバイスを紛失・買い替えた場合
デバイスを紛失したり新しいデバイスに買い替えた場合、パスキーが使えなくなることがあります。事前にクラウド同期を設定していれば、新しいデバイスで同じアカウントにサインインすることでパスキーが復元されます。
同期を設定していなかった場合は、各サービスの「パスワードをお忘れですか?」機能を使って従来のパスワードでログインし、再度パスキーを設定し直す必要があります。この事態を避けるためにも、事前の同期設定が重要です。
生体認証がうまく機能しない
Face IDやTouch IDがうまく認識されない場合の対処法です。Face IDの場合は、カメラ部分を清掃する、マスクを外す、照明が明るすぎない場所で試す。Touch IDの場合は、指を清潔にして乾燥させる、指の位置を変える、複数の指を登録する。それでも認識されない場合は、デバイスのパスコードを入力することでログインできます。
ブラウザやOSの互換性問題
一部の古いブラウザやOSではパスキーが使えません。パスキーを快適に使うためには、以下の環境が必要です。iOS 16以降、macOS Ventura以降、Android 9以降、Windows 10以降(Edgeブラウザ)、Chrome 109以降、Safari 16以降、Firefox 122以降。
古いデバイスを使い続けている場合は、パスキー対応のためにOSやブラウザのアップデートを検討しましょう。
パスキーの削除方法
不要になったパスキーの削除方法がわからない場合があります。iPhoneでは「設定」→「パスワード」でパスキーの一覧を確認し、削除したいパスキーを左にスワイプして削除します。Androidでは「設定」→「Google」→「パスワードマネージャー」→「パスキー」から削除できます。
まとめ
パスキーのトラブルの多くは、同期設定の確認やブラウザのアップデートで解決します。問題が発生した場合は、まず基本的な設定を確認し、それでも解決しない場合はこの記事の対処法を試してみてください。

