FortinetのFortiManagerに緊急脆弱性(CVE-2024-47575):認証欠如による任意コード実行と悪用状況FortinetのFortiManagerに緊急脆弱性(CVE-2024-47575):認証欠如による任意コード実行と悪用状況

FortinetのFortiManagerに緊急脆弱性(CVE-2024-47575):認証欠如による任意コード実行と悪用状況

Fortinet社が提供するファイアウォール・ネットワーク集中管理アプライアンス「FortiManager」において、CVSSスコア9.8の極めて深刻な脆弱性(CVE-2024-47575、通称「FortiJump」)が公表されました。すでに標的型サイバー攻撃において活発に悪用されていることが確認されており、米CISA(サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁)も即時是正の緊急指令(BOD)を発令しています。

脆弱性の概要と攻撃メカニズム

本脆弱性は、FortiManagerがFortiGate等の機器と通信するために使用する管理デーモン「fgfmd」(TCPポート541番)における認証処理の欠如に起因します。未認証の攻撃者は、細工されたリクエストを標的サーバーに送信することで、任意のコードやコマンドを実行し、管理下にあるネットワーク機器の構成ファイル、認証情報、機密データを一括して窃取することが可能です。

影響を受けるバージョンと緊急推奨アクション

影響範囲はFortiManager 7.4.0〜7.4.4、7.2.0〜7.2.7、7.0.0〜7.0.12など広範囲に及びます。Fortinet社がリリースした修正済みバージョン(7.4.5、7.2.8、7.0.13等)への即時アップデートが強く推奨されます。直ちにパッチ適用が困難な場合は、未承認のデバイスからの接続をブロックするローカル証明書制限の適用や、管理インターフェースへのアクセスIP制限を実施してください。